忍者ブログ
逃亡したい
[1821]  [1820]  [1819]  [1818]  [1817]  [1816]  [1815]  [1814]  [1813]  [1812]  [1811
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)

レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫) レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫)  



なんだか ストーリーは同じなのに、この読了感の違いはなんなんだろう。
明瞭になったなあという気もするし、もっと毒々しい なんかこう、すっきりしない
ものを腹に抱えてしまった感じもある。

今回の改稿で 悶絶しそうなところがたくさんありました。
前回照柿で「こいつ気づいてる」とおもったところがありましたが
今回はなんだかもう ここまではっきりさせられると
こっちも戸惑っちゃう・・・ というかんじでした。

特に衝撃だったのが 「(祐介の)眼球を食いたい」でしたね.... orz

本当に叫びそうになったもの。やばいよ、ほんと。

以下ネタばれです ストーリーにはあまり関係ありませんが。
改稿点をかいているのでご注意ください


その他、各々の慟哭シーンがなくなっておりました。
うん、まあなんか そのほうがこの後のつながりはすんなりと受け入れられる気がした。とくに雄一郎は、三好管理官の件での慟哭があって、最後には「もう考えるのに厭きた」というその変わり様 個人的に え??? だったので
文庫版のほうがすんなりとはいっていった。

逆に祐介の方は 「闘う」という台詞がものすごくきいてて
なんか性格変わったなあと。 でもこっちの祐介のほうが好きだ。

そして二人の宗教。 城山がクリスチャンだというのが変わっていなかったから、
どうするんだろうな?とおもってたけど、そのままでしたね。
でも最後、司祭さんがでてこなかったのでやっぱり 信仰心は薄れている感は
漂っている気がしますね。

単行本から変わっていないけど、城山の最後はやっぱり なんかこうもやもやして
しまうな。半田の扱いもそうだけど。 


全体的には単行本で読んだときよりも、テンポもよく、本当にこう 別格感の
漂う作品に仕上がっている気がしました。
いままでもそうだったけど、これからも かわらずに大切な大切な一作です。
多分また読みますよ。

むわわ。 でも このあとの祐介がなんで地検をやめちゃうのかが知りたいよう。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
自分自身と格闘中

HN:
Aki
性別:
女性
職業:
かいしゃいん
趣味:
音楽と本と藝術関係とスポーツ観戦(自転車とか。アルペンスキーとか。)
自己紹介:
今年の目標は自己改善。
ストレスに打ち勝つこと。
そしてまじめにジムにいくこと。
Twitter




ブログ内検索
最新コメント
[09/21 aki]
[09/19 JUN]
[09/12 ジェリコ猫]
[09/10 maniac_shuffle]
[09/02 aki]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
忍者ブログ [PR]
design by AZZURR0