“非実在青少年”規制条例

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000023-rbb-ent

うーん、うーん　大阪がまじでやりそうなら
本当に大阪府へのアクションをどうにかしたいという衝動にかられておりますが
まだ早すぎだろうな。

とりあえず　先にも書きましたが、私個人は東京都の条例には反対です。

まず　反対をされてるいろんな方もおっしゃっていますが
「児童ポルノ」には断固反対です。それもう本当に駄目です。
これは現実子供が犠牲になっていますから、これはもうもっともっと
力をいれて規制なり、処罰なりをするべきです。

そんで反対理由は、大きくいうと
上記のアンケートにもあるけど　『青少年の健全な育成』への効果が疑問　ということになるとおもう。　前にも書いたけど、子供から隠すことが本当に子供を守ることになるとは思えない。　子供は「駄目」といわれたことをやりたがる。「見てはいけない」といわれたものほど見たくなるものじゃあないんだろうか。　親が　子供がもっているかわいい本の中身をみたら破廉恥なものだった、と苦情を出版社なり消費者センターなり行政にクレームをいうなら　そのまえに子供がなぜそんなものをもっていたのか。それをどう子供がどう感じ、どう判断するのか、という教育をその場でするべきじゃないのかと思う。

それはある意味私の理想といえば理想だし、とても難しい事だとは思うけど、それこそ大切なことなんじゃないのかな。

大人になったとき　いきなり、見た事ないようなものが氾濫したときに、目隠しをされ続けた子供たちはどう判断するんだろう。　どうも悪い方へ向かう気がしてしょうがない。

子供から危ない場所を隠し続けたら、ひ弱な子供ができた。　みたいにね。

獅子は千尋の谷に突き落とす　っていうけど、そこまでいかなくても
ある程度は荒波にさらしておくべきだよ。

けがをしないと判らない　ことは結構あるからね　（実感したもん、いろいろ）

私たち大人もある程度怠慢だよね。規制すりゃ子供を守れるってもんでもないよ。
ほんとに。　子供を守りたいなら、もっと子供を賢く、強くしてあげるべきだよ。
（勉強の、という意味じゃないよ。人生的に、という意味で）

とにかく何でもかんでも規制するっていう政治家の態度に　断固反対！　なのであります。　

発禁書がある社会なんて本当に最低だと個人的には思っております。

ある人がある本を手に取って「これは駄目だ！こんなものを読んでは駄目だ！」と思うのは　それは自由です。
でもだからといって、発禁にするのは　もっともっと駄目だと思います。
違いが判ってもらえるでしょうか？