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エデン 五條瑛
カテゴリーをみて笑ってしまう。 五條さんは女性だっつうの。
いつまでたっても7&Yは 男性作家にカテゴライズしている。(しかも女性作家に入れている作品もある)いい加減に覚えろよなーといいたい。
さて、このエデン。 内容はとっても不思議で、あまり今までにないような感覚を覚えました。
新宿のスラムで育ったストリートギャング、亞宮柾人。彼が、政治・思想犯専用特別矯正施設「K七号施設」に入れられた時、「闘い」は始まっていた!見せてくれないか、信念とやらが造り上げた楽園の姿を。
これを見たら、なんかすごいアクションなのかと思いきや、そうでもなく。 亞宮がスターなのかといえば、そういう気もするけど、そうでもない気がするし。 なにか絶対悪があるのかというと、そうでもなく。ひたすら、K七号でいかに生活するか・・・というのがテーマなのか。いやしかし、そんなわけはないだろう。と最後まで「これはいったい何の話なんだ!?」という疑問を抱かせながら最後のページまで行ったという。
・・・それは面白いのか!? といいたくなる感想ですが、 ページはどんどこ進んでいくんですよね、これがまた。 それが五條さんのすごいところだなあと思うのですが・・・
気になったのは、宇津木がどうも大川(革命シリーズに出てきます。)に見えてしょうがなかったんですよね・・・・ カウンセラーだけど、先生っぽいし。 んで北がサーシャなのか?とおもったんだけど、そうでもなかったらしい。
確かに、最後の最後まで引っ張ってそれかよ!という見方もできるけど、内容的には面白かったとおもうんだけどな。亞宮もなかなかいいキャラクターですし。(亮二とすみれちゃんを足して1.5くらいで割ったかんじ?性格はおいといて・・・)
ただもうちょっと 最後がよかったら、もっとよかったかなーと思いつつ、
ようやく「愛罪」を読むことにします(-人-) あーあー鉱物はでないのかなあ