とっても不幸な幸運 畠中恵

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1) (双葉文庫 は 18-1)
畠中 恵

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幸運じゃないけど不幸なことなら今日あった。
さっき、某洋服店でお買い物をして、帰ってきてしばらくしてあけてみたら
盗難防止のタグがついたままでどうしようもない。

けっ。　あしたまた行かねばならんじゃないか（激怒）

それはべつにいい。

久々に読んだ本。最近ぜんぜん読んでなくて（エロすら）
ほんとに久々に読んだな〜というかんじ。
しかも畠中さんというとやっぱり「しゃばけ」の若旦那を思いがちだけど
現代ものもいいんだよねえ。

ほんわかとして、ちょっとミステリちっくで、でも人は死なず、
これぞ、楽しい読書というかんじ。

私は酒は飲めないが、この「酒場」にはいってみたい。
女の常連として認められたい！　
そう思いました（苦笑）

先生。本当にありがとう

ショックな、ほんとうにショックなニュースです。
氷室冴子さんがお亡くなりになられました。

51歳。肺がんだったそうです。

早すぎる。ほんとに早すぎる。

私が少女小説、つまりコバルト文庫をよんだきっかけが氷室冴子さんの「なんて素敵にジャパネスク」
でした。　その当時、山内直子さんによって漫画化もされていて、よけいに原作の本をよみたくなり
「ざ・ちぇんじ」とか「雑居時代」とかを読みあさっていました。

ジャパネスクの人妻編あたりから、リアルタイムに読み始め、
おかげさまで本ばっかりよんでる人間になりました。

先生がいなければ、ジャパネスクがなければ
こんなに本を読むようにはならなかったし
平安時代ってものに興味ももたなかった。

すべてすべて先生の本からはじまって
いまでも実家の本棚に並んだピンクの背表紙たちは、大切な宝物です。

肺がんだったということは、一生懸命病気と闘っていらっしゃったんじゃないかなと思います。

先生、たくさんたくさん良い作品をありがとう。
おつかれさまでした。

安らかにお休みください。

本当にありがとうございました。

仏果を得ず

仏果を得ず 三浦 しをん Amazonで詳しく見る by G-Tools

単純に青春物語？として面白い本でした。
こういうのはしをんさんの得意技になってきましたね。
でもまあ、あれですよ。やっぱりちょっと含みを入れてほしい！という
期待もありつつ・・・・　
ま。それがなくてもおもしろけりゃいいんでしょうね。

単純に楽しめる本です。

再びよみましてよ

ビター・ブラッド
雫井 脩介



よみました。
たぶんメインは捜査１課にいるおとうちゃんと、所轄にいる新人刑事息子の関係と
息子刑事の奮闘だとおもうのですが。

このおとうちゃん。かなりツボです。
息子に教える刑事の技とか（笑）　サバンナでクーガーにあったときの対処法など・・・・

クーガーって何ですか。ライオンみたいなものなのでしょうか・・・

なんかこういうテイストはドン・ウィンズロウのニールとグレアム父さんっぽいです。
グレアムは義理父だが。

事件自体は、まあなんだろうな。最近現実のほうがフィクションよりもわけわかんないので
そんなこともあるんだろうなくらいに感じる、今の時代がおかしいんでしょうね。

まあまえにもかきましたが、けっこう軽めに読める本なんじゃないかなとおもいます。
おもしろかったよ

ビターブラッド

ビター・ブラッド
雫井 脩介




！久しぶりの普通の本ですね。

読了しましたよ。でももう一回読みたいので、感想はその後に。
オヤジもうちょい活躍してほしかったな。
「クーガー！クーガー！」には笑った・・・・

でも最近さ〜　刑事物でも、結構軽めなのが増えたなあっていうのが
第一印象です。もっと重たいハードボイルド、ドロドロが好みな私としては
それってどうなのよ、と思います。

このネタも結構普通になりつつあるのが、現実の哀しいところですね。

美しいこと

美しいこと(下) (Holly NOVELS) 木原 音瀬 日高 ショーコ by G-Tools

結構前に読んだんだけど、忘れてたので書く。

ずるい男だなあ！（怒）　以上。


最初突拍子もない設定から始まって、面食らってたら
途中からそんな設定はいらなかったんじゃないんだろうか？
くらいに進んでいき。

そしてこいつ、すっげーやな男だなあ！　というふつふつと
した怒りを最後まで引きずり

最後のエンドマークがおわっても「やっぱりなんかやな男！」
と思った本でした。　珍しいくらいやな男なんだもん。

びっくりした・・・

なんかぱっと見は逆なのにねえ。

丕緒の鳥 小野不由美

はあ・・・・・

読了後の感想は、そのため息につきます。

痛い・・・　なにかいたくて、苦しい。
それは小野先生の痛みなのかもしれないし、私自身の痛みなのかもしれない。


同じだな、と。

そういえばさっきそんな話をきいたばかりだけど。
私はあそこから飛び出してきたけど、大枠ではまた同じような気持ちになっている。
あんな知事になってから、ニュースをまったく見なくなり、
あの知事が出てくるたびにTVを消したりして。

まったく同じだな、と。

その昔から、　私の人生のバイブルといえば銀英と十二国記で
私の中のトップのあるべき姿、というのはこの２作から成り立っているわけなので

私は丕緒もおなじだよなと思って、痛みを感じたりしているのでした。

参りました。

でもね、このシリーズでの望みはただ一つ。　泰麒と驍宗様とを再会させて
あげてください・・・それだけです。長い長い間積み重なった望みですが。
どうか、これだけは。ひとつ。

!!!!!

新潮社のyomyom　３月号に　小野不由美さんの十二国記の
新作が載っているそうです！！！！！！

ど、どうしようっつ　あわあわあわあわ

ほ、本屋・・・　あ、でも売り切れたらいやだ。

お、遅くても良いから、絶対に手に入れたいし・・・

あ、amazon・・・あれ？高い。あーなんかこれプレミアついてる
って昨日出たんじゃないの！？

あ、bk1で売ってる。　こっちで買わなきゃ。

あわわわわわわわわ

追記：amazonでも定価で買えるようになっていました（2008/02/29）

本屋で見つけたら、2冊目でも買いそうな自分が恐ろしい～（＞＜）


yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]

自分へのメモ

http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68309583

書名 寺山修司未発表歌集　月蝕書簡
著者名 寺山修司　田中未知　編
発売 岩波書店
配送時期 2月下旬
税込価格 1,890円[予価](本体1,800円＋税

か、買わねば。

私は阿呆であるという自慢

昨日まで実家にいた。
古い雑誌をひさしぶりにぱらぱらとめくっていたら、インクが薄くなっていたり
裏ページが透けてきていたり、これでは保存している間に消えてしまう！
と思って一番大事な古い雑誌からデジタル保存することにした。

という訳で今、一ページずつスキャンしている。

だって！単行本になっていないやつとかばっかり
おいてあるのよ！
しかも1993年のとか1995年の雑誌なのよ！

がんばって保存するのだー