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ついに読了してしましました。 とほほほ。v
楽しい時間はすぐに過ぎ去るものなのですね。
今回もまた、哀しい結末というか。煮え切らないというか。 ちがうな、ただ哀しいのかな。
面白い、面白くないのはなしではないのですよ。 ただ、自分の中にもやもやとした感情が残る。
やりきれなさ・・・ ?
最近ミステリを読めなくなった理由と、この本は読める理由。このもやもやとした、言葉では表せられない(そんな力はまだ自分にはない)感情はたぶん同じなのだろうと思う。
人の死というのは、ただの数式ではないのだ、ということなんだ。答えがでて、終わるわけではない。
うまくいえないけど、今回この世界観は自分のずっと考えてきた世界観とよく似ていたから自分の中ではすんなりと入っていったのです。 だからその枠組みなどは なんとなくわかった。 だからといって納得できるわけもなく、私の世界は混沌としたままうやむやなまま。 この本の「世間」の妖怪はおちたんだろうけど、私の中にはまだいるような気がします。
私は関口の感覚に近い人間なのですよ・・・たぶん。
だからといって決して面白くないというわけではない。 そういうお話だったということです
飛ぶ教室
すばらしい!光文社さんどうもありがとう!
実は古典を読まんとなーというか、高村先生の本をよんでたら、ドフトエスキーを読みたくなって・・・
「をい、今までよんでなかったんかい」ってかんじだけど
よんでなかったんだよう。 そんな古典が新訳で出てきたのです。 しかしまあドフトエスキーも購入したのですが、まだ読んでる途中なので。
「飛ぶ教室」です(><)/
三冊目です。 何がって、購入したのが3冊目です。 高橋さんの訳のものを2つもってます(--)
新しい訳はとても読みやすくなっています。が、驚くことといえばあの映画は本当に原作に忠実になってたんだなあと。 そういえば私のDVDはどこにいったんだろう・・・
そして禁煙先生が先生じゃなくて「さん」になってた。 なんか違和感。いや、さんのほうが正しいんだろうけどね。正義先生は正義先生でいいじゃん!と思いつつ・・・(先生なんだから)でも正義さん。
ぬはー。 訳が変わっても「飛ぶ教室」のすばらしさは変わることなく、そしてみんな仲良く・・・素敵な学校生活がうらやましい・・・(T^T) ギムナジウムって本当になんか私のツボです。ちなみに私の中のギムナジウムモノ代表作は「いまを生きる(映画)」「飛ぶ教室」そして「ここはグリーンウッド(マンガ)」です。
えええ!?グリーンウッドはちがうって!? でもあれも寮モノですし・・・そういうことにしとこ。
とにもかくにも名作中の名作なので、やっぱり良い! 姪っ子が大きくなったら絶対に読ませる(強制)
うわーん。しかしやっぱり、禁煙さんと正義さんは なんだかなーである。 結婚したら離れようよ、ちょっとはさー。
おじゃる丸の原作者 犬丸りんさんがお亡くなりになりました
自殺だったそうです。
大好きな作家さんだっただけに・・・ めろめろとか・・・すごくよい作品だったのに。
残念です。
ただ、安らかにと願います。
終わってしまっていました。 ああ、漫画っていいもんだなあと改めて思うのです。
面白い漫画は、ずっと続いてほしいと思う反面、早く終わりをみたいと思うときもあったり。いろいろです。
ここ数年面白かった漫画連載の数少ないひとつだっただけに、終わってしまうのがすこし寂しい気がしますが。
でも最後は納得のできる内容でよかった!
最後の最後でどんでん返しで、うきー(怒) と終わるシリーズがたくさんあったのも事実なので・・・(T^T)
いやはやちゃんと終わってくれてよかった。
最後の最後まで楽しめた作品でした。
しかもシリーズ以外の作品もすごく良い・・・ ううう
次回作もとっても楽しみです!
陰摩羅鬼の瑕の文庫が出るとおもったら、邪魅の雫も出るそうです。今月。
9月26日だそうです。
どれぐらいのぶ厚さなんだろうなああ(うっとり)
毎回そればっかりです。
頼んでいた文芸春秋4月号のバックナンバーが来た。やっぱりこれは合田から加納への書簡なんだろうかと煩悶。うーん
昼休み「LJ 下巻」をむさぼり読む。家帰ってきてからも読む。 頭が沸騰してるときに読むので余計に朦朧とする。照柿よりもさらに奇怪な事件だなあと再確認。
掃除をしなければいけないが、頭が沸騰しているので(文字どおりに体が熱い。)氷でひやしたり、扇風機に当たったり、で進まず。
それにしても加納祐介。やっぱり好きだ。(T^T)
「照柿」が文庫になった。感激しすぎて、さっさと読んでしまった。
もったいない
感想としては。とても読みやすくなりました。単行本のときは「??」な部分が多かったように記憶しています。(自分が読み切れてなかったのだが・・・) いろいろ考えさせられます。 それはやっぱりこの後の「レディ」を知っているからこその想いがあって、最初に「照柿」を読んだときと、今回とではまた読み方がぜんぜん違ったような気がします。しかしながらいまさら話の筋がどうのというのもなんなので・・・単行本から変わっている部分を出してみます。
感想はたぶん今からレディをもっかいよむので、その後にでもいろいろつらつら書きますけど(至福なのだな。高村さんの話を考頭でこねくりかえすというのは)
今回の文庫本での最大の違いは
義兄→元義兄 (表記) です
わたしはそれだけで大パニック。いや、あってるんだけど。どうしていきなり元がついたんだろう。合田さんの中での加納祐介の存在がちょこっと変わっているということなんでしょうか。っていうか喜代子との関係? いやそれであってるんだけど。 それに微妙に元義兄の性格が変わっているような。なんかさばけてるというか、聖人君主然としていたのに、普通の人間。 そしてなんといっても雄一郎が気づいている・・・・ レディで「なんだとう!?」とやっと気づいたのに、水戸で気づいてるよ、この男。うはああっ(大興奮) ←あほ
それから水戸でのお祈りがなくなっています。高村先生が仏教に帰依なさったそうなのですが、いきなり仏壇か・・・と。ではLJで合田はどこでバイオリンを弾くのか。最後の告解はどうなるのか。そのまえに城山も仏教になるんだろうか。日曜礼拝はどうなるの?とすでにもうLJで変わるべきであろうことが見えてきます。祐介の人格が変わったのは、宗教が変わったせいなのかしら。うーん。
あとはあれですよ、コピーの端の走り書きが変わってますね。
「某所より入手。問答無用。 君の罪を小生が代わりに負うことがかなうものなら」
が
「某所より入手。やるならもっとうまくやれ」
になっていた。うほう(T^T) なんだか兄が身近に近づいた気がしたよ。人間ぽい。正直いうと、単行本で読んだとき、どうしてこうなるのかがわからなかったんですよ。祐介はどうしたかったのか、いまいちわからなかった。それが ”やるならもっとうまくやれ” でなるほどな・・・と思ったわけです。まああれですよ、ロマンチックなのは単行本のほうなのですけれどもね
後最後の雄一郎告白シーン(これも当時は意味がわからなかった)も、万人にわかりやすい台詞へと変化しております。うむ。どちらかというと文庫のほうが読みやすく、わかりやすく、とっつきやすいものになっているような気がいたしましたが。なんだか昔読んだときよりも、ものすごい作品であったのだなあと実感したのでありました。
でも照柿っちゅーとドラマの妙なやつを思い出します。しかも話の内容がどうのというのは全然まったく覚えてないのに、祐介役の白竜さんが雄一郎の部屋にきて(本人もいたぞ!) 銀食器を磨いていたことを・・・・
銀食器・・・・(ますます変な話に思えたものでした)