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逃亡したい
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いってきましたよ。 狩野永徳展。

なんと、入場まで1時間待ちでした。
さらに入ってもすごい人で、人をみてるのか絵(?)を見てるのか
ようわからん。

とりあえず、私の感想は、狩野派っていうのは芸術家集団なんだろうけど
どっちかというとやっぱり「職人集団だよな」 ということです。

あれはすばらしい芸術だ!というよりも
ああすばらしい職人芸だな!と思ったのです。
どっちもアートなんだろうけどさ。

屏風とかふすま絵とかって、主役では決してないと思うのですよ。
その空間を演出する裏方というか。
主張しすぎず、でも美しくその空間を引き立てる。

飾って観るものではなく、置いて引き立てるもの。
そういうことも考えてたんじゃないんだろうかと。
すげえなあと思いました。

お客さんの中で、遠近感がないとぼやいていた人がいましたが。
そりゃーそうだよー。 1つの中に四季おりおりの同じ場所とか描いてるのに
遠近感があったらたいへんじゃーん。 と心のなかで突っ込んだり
洛中洛外図屏風 はあまりの人でゆっくり見れなかったり。
(あんな細かいのに、立ち止まらないでください!なんて言われたら見れないよ。
だいたい近くで見るより遠くでみたいのに、遠くからみたら人しか見れん!)

あとは個人的な好みとしては、中国の故事?だかをテーマにした仙人とかばっかりの
ものよりも、鳥とかが戯れてたりするよりも
龍とか獅子がいるやつのほうが、私は好きだ。

じじいばっかりのやつ置いてもつまんないもん。

龍のやつ欲しい〜とか(笑)

あとは細かーいやつよりも、檜図屏風のようにででーんと描いたものののほうが好きだったな。洛中洛外図屏風は細かすぎてようわからん。ででーんとダイナミックに描くようになったのは、晩年なのかなあ。おおらかで力強くて、私はそっちのほうが好きでしたよ。
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