Ghosts I-IV Nine inch nails

はあ・・・
痛い。泣きそうだ。

なんなんだろ、このアルバムは。
前作「Year Zero」の続編というか。十中八九、同じ世界観だと思われる
インストオンリーの超大作。

全36曲、２時間くらいでしょうか。

悲しい。痛い。つらい。
La Marを聴いたとき、Eraserを聴いたときに感じるような
切ない、悲しみ。

それが全編に現れているような気がします。

ブッシュへの、アメリカへの、愛する国への、愛する世界への悲しみと怒りと苦しみと


そして思う。この人は本当に天才だ・・・・って。


YZを聴いた人にはぜひ聴いてほしい。
NINを知らない人にはちょっと入門編としてはかなりキツイかなという気がします。
歌がまったくないし、ロックっていうのでもなく。
エレクトリカとはいえ、　なんというか。

そうだな映画のサウンド・トラックに近い。この人の感覚は絶対にクラッシックに近い。

でもNINファンにはこれで大満足。カナ？　私は満足。
っていうか心を抉り過ぎ。　痛い。

これを聴きながyomyomよんでたから、余計に悲しくなっちゃった。

そうだ、Robも天才！　すごい！　美しすぎる！