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逃亡したい
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ジャンーマルク・ルイサダ 2007 JAPANリサイタル
 ショパン:夜想曲 第20・1・2・16番、舟歌、幻想ポロネーズ op.61
 ベートーベン ソナタ「悲愴」
 ブラームス:3つの間奏曲 op.117、6つのピアノ小品 op.118、4つのピアノ小品 op.119

小さな幸せっていうのは、けっこう簡単に、身近に感じられるんだよなあと思った今日でした。今日はそんな幸せが2つもありました。
1つ目が、ジャンマルク・ルイサダのリサイタルです。

この人は去年NHKのスーパーピアノレッスンのショパン編の先生だったそうで
(知りませんでした) 私はNHKの芸術劇場でこの人のリサイタルをみて
ずっと聞いてみたいとおもっていた人だったのですが。

ああもう。曲がどうとかそんなことは飛び抜けて幸せでした。
曲間をまったくあけずに、かなり続けて弾いてらして、珍しいなあとおわってから
思いましたが

凛とした音ででも、ショパンらしい情感たっぷりな演奏に終始うっとり。
なかなかチャーミングな方で、最初に挨拶をしてくれたり、譜面めくりのひとを
紹介してくれたり。
曲がおわっても譜面めくりの人にお辞儀をしてから、観客にお辞儀したり。

あまりに曲間をあけないので、(しかも最初発表のあったプログラムとまったく違う曲をやってたりするもんだから) 終わってもないのに、観客が休憩だ〜とおもって
でていっちゃって「この曲とこの曲がおわったら、休憩しますから。ちょっとまってくださいね」みたいなことを多分英語でおっしゃって(聞こえなかった)
でもやっぱり曲間をあけずに怒濤のように演奏され

後半はブラームスを一度の休憩もなく(間をあけず)一気に弾いてらっしゃいました。13の小曲を! すごい!でも観客の忍耐が保ちません(苦笑) けっこうきつかった。

アンコールも例によって4曲一気弾き。 ほえええ。

なんかもう、どうのこうのいうよりも「幸せだったなあ」というふわふわのかんじです。 うっとり
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