メディアとしてのHP

そういえば昨夜（といっても今は3日AM0:37)は寝落ち・・・
日付がかわる寸前に起きて、洗濯物を干しましたよ。

火曜日のNHK「プロフェッショナル」をご覧になりましたか。
WEBデザイナーさんでしたね。
最近私は、企業のHPって何なんだろうなあと漠然としたマイナスイメージを
ともなった疑問をずっと抱いています。

逆にお客さんは何を求めてHPを見るんだろうなあと。

私は仕事柄、製造業のお客さんのHPばかり作ります。
そうなると、わりと「こういうものを加工してくれるところを探している」
というお客さんが検索して加工屋をさがしている。というのが多いんじゃない
のかなあ〜とおもいながら作る。

でも加工屋さんっていうのは「こういう仕事をしていますよ！」というのが
出せない部分が多い。　
企業秘密が多いんですよ。
下請けだったりすると特に。

なのでその間をとるためにいろいろ大変なのだけれど
そういう意味で「うまくできたな」と思うHPが私にはまだ作れていない。
一番の問題点は私がお客さんのところにほとんど行けないということだ。

本当は、自分で出かけて、自分で取材して、いろいろプランをねって
ってやりたいんだけど、そうもいかない事情もあって
なんだかなーと

昨日のテレビでもいってたけど
それなりのデザインのそれなりのHPしか求められていないのね。

そこで最初の疑問にもどる。企業のHPって何なんだろうなあと

激しく共感する考え方が住太陽さんのブログにアップされていました
http://www.motoharusumi.com/jobs/marketing/seo_and_search_marketing/current_corporate_sites_are_only_heap_of_noises.html


うちの会社のHPは間もなくリニューアルします
といっても今回はデザインだけで、中身は追々変えていくんですが
わりとうちの会社のHPは製品情報以外をメインに考えています。
うちの場合は技術をある程度公開できる立場にいるからです。
そういう意味ではわりとうまくいけてるんでしょうけど

ただデザインという観点から考えると、全くもって「うまくいった」という
想いがありません。

本当はもっともっと斬新なものが作れればいいですが、それがまったくもとめ
られていない業界であることと、お客もそんなものを求めてはいないだろう
ということなんだと思うし。

ああいう「新しいこと」を求められる　デザイナーってのはほんの一握りなんじゃ
ないかなーと思います